現在では土地の売買をする際に、売主により隣接土地との境界確定及び越境物確認等で、その土地のトラブルの種を摘んでおく必要があります。
日常の生活ではあまりなじみのない「測量」や、「境界」という言葉ですが、実際に土地を所有している人にとっては、自分の土地を売却しようとした場合や、隣地の人が測量した場合などに、隣地の人とのトラブルに発展し、はじめて測量や境界についての知識が必要になってくることになります。
まず何を始めればいいかわからない方でも懇切丁寧に説明し業務を進めていきます。
下の図のような事でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
こんなときはご相談ください。
境界が
分からない
土地の場所が
わからない
境界杭を
設置したい
土地の面積を
知りたい
土地を分けたい
ご相談をいただいてからの流れ
土地の境界は、「境界確定測量」による境界確定で決まり、図面を作成します。
境界確認の流れは、土地の所有者だけでなく、隣接地の所有者や測量士、土地家屋調査士といった資格を持つ人の立会いの下、行政の図面(国土地理院が作成する)を基に土地の境界を全て正式に確定させる事になりますので、人だけでなく時間等の手間が非常にかかるものでもあります。
最低でも3〜4ヶ月程度かかるとこが多く、隣接地所有者の立ち合いなども含まれますので、近所の方と日頃からコミュニケーションをとっておくとスムーズに行えるでしょう。
当社ではご相談をいただいてから書類作成まで、以下のような流れとなります。
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資料の調査・取得
法務局で、公図・地積測量図・登記簿謄本を取得し、土地の周辺で過去に境界確定の測量が行われた経過を探ります。
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隣接地の所有者との話し合い
現地で測量を行う前に、隣接地の所有者へ測量を行うという説明を行い、ご理解をお願いします。境界確定をするうえで、ご依頼主さまとすべての隣接地の所有者様双方のご理解が必要となります。
隣接地所有者が必ずしもその土地周辺に住んでいる人とは限りませんし、名義人が複数いらっしゃる場合もありますので、時間がかかる場合があります。 -
現地での事前調査
取得した資料や現地の境界杭、塀、フェンスなどを参考にして、実際の測量の前に調査を行います。
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境界確定
測量機器を使って、実際に測量を行います。基本2人1組で測量します。
隣接地所有者や官民を含めた関係者全員に境界を確認してもらい、境界確定の承諾をもらいます。 -
境界杭の設置
全ての関係者から承諾を得られた後に、境界杭を埋設します。
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図面・境界確認書の作成
調査や測量の結果を元に、図面の作成や、登記申請に必要な境界確認書、地積測量図などを作成します。
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登 記
当社では登記までご希望のお客様に対してもサポートいたしますので、ご相談ください。
期間について
境界確定の場合、約3ヶ月以上はかかる場合が多いです。
官有地の有無、隣接者の件数、立会日程の都合により最低数ヶ月は必要だとご理解ください。
費用について
土地の広さや形状、官民立会が必要な場合(道路明示、国有地等)など、周囲の状況によって測量費用が異なりますので、お気軽にご相談ください。